DO or DO 一級建築士製図試験自主練ノート

一生かけても使い切れない量の製図用シャーペン買ったよ

エスキス練習は1課題30分

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課題はH29年度本試験課題です。

エスキス練習は答え合わせ含めて1課題30分。やるのはチビコマのみ。

この方法ならミニノート+縮小コピーした課題だけなので、カフェで勉強しても気まずくない、はず!

しかも30分で済むから滞在時間のマナーも守れる!

 

・ランチ    1課題 ×2ヶ月分=60課題

・仕事後 2課題×1ヶ月分=60課題

合計120回課題解けます。

仕事後は1/400エスキスや作図、記述練習の時間も考慮し少なめに換算。

 

学校で配布される課題は20課題前後なので、1課題を6回繰り返せます。

両方行ってる人は1課題を3回繰り返せます。

 

・読み落としを無くす

・課題文からアプローチ、各種ゾーニングを正確に読みとる

 

この2つを何度も解いて徹底しました。

これ間違うと1/400エスキスへ移っても行き詰まる。

 

以下、エスキスの流れ

本番試験で実際に行った流れなので、

これしとけばもう少しスムーズ行けたのかな...等不完全な部分ありますが、本番のスピード感で...早い人はもっと少ないメモで進んでます。

 

※分かりやすくするため敢えて時系列で色分け書き直しました。

※シャーペンで超ーーー薄く書いてどんどん濃くしていく。ケシゴム使わない。

フリクションは描写スピードが落ちるのでおすすめしませぬ。

 

①課題文読み込み・断面スケッチメモ

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勾配屋根、床面積、建築面積、全客室眺望配慮、アプローチが2つ、「リラクセーションスペースをトレーニングルームや大浴場との同線に配慮」、要求室(ラウンジ等欠落したら絶対まずい部屋)を矢印とかでメモ。

今回は設計要件の指定が多かったこと、宿泊室の数も多くなかったので、「階の振り分け」をせず。

 

②建築可能範囲をメモ。

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5mmマスを利用。1/1000程度。正確なスケールは無視。

外壁後退距離5m、車回し直径12mをメモ。L型予想。

ラクセーションスペースは青空指定無いので一旦無視。(...したけど、5mくらい見とくべき忘れるから)

駐車場も書いとくべきだったけど、車回し+駐車場+L型はあまり練習してないプランだったからふんわりさせといた。いつも指定の建面延床通りにやると大体入る。

 

③建築面積の確認

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300㎡程大きい。けど進める。

 

④2階の宿泊部門ゾーニング・面積中間チェック

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客室Aは間口心々4m指定なのでXは8mスパン。

客室は全部で14間口。湖側にほぼ納め、残りを名峰側へ配置。通路もメモ。

ラウンジやトレーニングルーム等の床面積指定が50㎡刻みが多めなのでYは6mスパン。

ここで面積チェック

計画建築面積は960㎡<1360㎡...OK

計画床面積は960㎡×3層=2880㎡>2800㎡...NG 80㎡オーバー=2マス減らせばOK

要求面積使い切っているので計画が楽になる予感。ラクセーションスペースも駐車場も余裕で入りそう。

 

⑤残りの1階・地下階の南側に配置すべき部屋をゾーニングし、コアの当たりをつける

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上から2階、1階、地下階。アプローチを書き...

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地下にトレーニングルーム・大浴場、1階にレストラン・ラウンジ・ショップを配置し通路も書いたら、

階段&エレベーターセットが3層通して入るマスを見つけ当たりをつける。

凸部分が空いてるのでコンセプトルームを配置。

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⑥レストラン(厨房)近くのゾーンに管理ゾーン

残った部分に設備スペース、トイレ、吹き抜けを配置

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 吹き抜けは要求無くてもパッシブデザインネタになるので必ず計画。

 

⑦解答例を見て自分のエスキスと比較。

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・コンセプトルームは歩道から直接アプローチを計画して利用しやすさ=地域活性化に配慮

・宿泊者専用の大浴場とトレーニングルームは地下階、客室は2階にまとめる=セキュリティに配慮

・設備スペースは分けざるを得なかったけど、外壁に面することを優先=搬出入と更新に配慮

 

久々にやったら凄い疲れた...。

ただ、この練習できるのは課題発表後なので、

次は記述練習について書きます。