記述練習方法②:記述練習で使ったツール編
記述練習で使ったものです。
計画、構造、設備、省エネにカテゴライズしてました。
自分で書いた文章は覚えやすいです。手で書くとあやふやな部分が浮き彫りになるので頭がすっきりします。毎週もらった課題を書き写します。
ポストイットは図が多かったり、まとめて覚えたいものの時に使いました。
5色あるので、計画はイエロー、設備はグリーン...的な感じで使ってました。
仕事でその日持っていく手帳やスケッチブックにペタっと。
強粘着なので何回貼りかえてもへたりません。
覚えてないやつだけノートの手前に貼りなおしたりできて便利。
こんな感じで、ブログはここで終わります。
ありがとうございました!
記述練習方法①:記述練習で使った資料編
記述練習方法①:記述練習で使った資料編
記述練習方法②:記述練習で使ったツール編
2回に分けて参ります。
記述の大切さに気付くのは後半戦...
ウミノスナは日々のルーティンに製図の自習を自然に組み込むことができるようになったのは試験目前の9月くらいでした。
そんな中で、最初から気づきたかったことがありました。
それは、記述(知識)が上達する(増える)ほど、エスキスも早くなったこと。
なので、前半は作図練習で大変だけど、学校で配られた課題は最低限その週の内に覚えるべし。
使ったもの
H29年度において記述ネタ集めでつかった資料はこんな感じです。
①平成29年度の課題公表内容←都度、見返し、確認。
ウミノスナはわからないことはネット等で調べて、記述や伝達で使えるように文章化し、先生に添削してもらってました。
覚える部分
全部。
可能であれば昨年の課題や長期コースの課題を入手し、片っ端から覚える。
用途問わずほぼ全て使える。
何故なら、短期コースは時間がないので資格学校はネタのヤマを当てにいきますが、外れることもあるので、それ対策です。
実際、H29年度の本番課題は設備機械室が異常に大きく、且つ、規模に対して不経済と思われていた全館空調が指定で出題されたため、2年目以降の人にとってラッキーな要素でした。
見返して、何故その方式を使うか、使われない方式の理由まで文章化して、知識の肉付けをすべし。
・環境設備:空調方式、給水給湯方式、省エネ
・構造:基礎構造(今回は地下があったので)
らへんのネタが使えました。
使われない方式を覚えると、使われる方式を自然と覚えるから不思議。
地盤を考慮した基礎構造は2年連続出題されたので、今後必須なんだろーなーと思いました。
こちらん↓
=改正内容について問う記述が何かしら出ると思い、H29年度は特に重要だわ...と思っていたところ、
資格学校が小出しにしてくるネタを国交省がまとめて晒してくれていました。
当たり前だけど。
ウミノスナは客室アイソメスケッチにまとめて一通り覚えました。
記述で図示が出たとき、心のなかでひゃっほーした。
来年どーなるかわからないけど、法改正ネタは要注意。
今年は省エネが法改正が実務で影響あった印象。来年の試験に影響でるのかな。
Low-E複層ガラスとかブラインドとか節電節水器具とかね。
ほい↓
公官庁とか商業施設、学校とかやってない人にとっちゃなんのこっちゃなパッシブデザインやアクティブデザインも、ここで事例をぎょうさん見れます。プレゼンにあるような断面イラスト付きでわかりやすいし、なんならそのまま記述の図示で使えるし、ウミノスナは息抜きに楽しく読み漁ってました。
国交省による公的機関なので、ネタ元だとウミノスナは勝手に考えてます笑
世の中で実際に汎用されている手法を掴み、断面図の伝達に沢山書けるようにしとくべし。
次回へつづく!
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...この製図試験て色々批判あるけど、仕事で割と役に立つな...と、実務経験が浅いウミノスナは感じてます。
とりあえずエスキスが鬼早くなるので、基本設計の提案数が増えたし、機械的にバリエーションを出すことができるようになったから、提案の質も上がりました。
建築士は医者と同じで、各専門がチームでプロジェクトを進めるから、学科と製図を通して、各分野とコミュニケーションを取るための言語を学ぶ感じに近いんかなーと。
こんな色々教えてくれるほど会社も上司も暇じゃない業界だしね(´;ω;`)ウゥゥ
ほんと、会社入ったはいーけど何も教えてくれなくてまじびっくりするよね☆部下の責任取りたくないからかな☆この給料泥ry
自分の身 自分で守る 建設業界☆
安全第一☆
経験が浅い人程、メリットを感じることが多い試験かもしれないです。
エスキス練習は1課題30分
課題はH29年度本試験課題です。
エスキス練習は答え合わせ含めて1課題30分。やるのはチビコマのみ。
この方法ならミニノート+縮小コピーした課題だけなので、カフェで勉強しても気まずくない、はず!
しかも30分で済むから滞在時間のマナーも守れる!
・ランチ 1課題 ×2ヶ月分=60課題
・仕事後 2課題×1ヶ月分=60課題
合計120回課題解けます。
仕事後は1/400エスキスや作図、記述練習の時間も考慮し少なめに換算。
学校で配布される課題は20課題前後なので、1課題を6回繰り返せます。
両方行ってる人は1課題を3回繰り返せます。
・読み落としを無くす
・課題文からアプローチ、各種ゾーニングを正確に読みとる
この2つを何度も解いて徹底しました。
これ間違うと1/400エスキスへ移っても行き詰まる。
以下、エスキスの流れ
続きを読む資格学校を選ぶ②自分と相性のいいエスキス方法
自分がやりやすいエスキスをする学校を選ぶ
前回記事を踏まえつつ、後半のエスキス方法の相性について。
わたくしは2年目取得の人ですが、1年目と2年目別々の学校へ通いました。
総合資格と日建学院ですね...おおおカネ...泣
んで、両方通ってハッキリしたことは、
自分と学校(=エスキス方法)の相性が良くないとエスキスが上達せず迷走すること。
エスキスの具体的な方法についてはネット調べるなり営業に聞くなりしてくださいませ。
私が個人的に感じた各校の特徴を勝手に★で比較してみましたので、営業に聞くときの参考にしてみてください。
その校舎にはどんな仕事に携わっている生徒さんが多いか(意匠設計、設備設計、構造設計、現場監督、大工さん、営業etc...)も聞いてみるといいかもしれません。
●総合資格:
エスキスの自由度(難易度):★★★
課題の難易度:★★★
課題の数:★★★
生徒数:★★★
解答例図面の密度:★★★
教科書や資料の分かりやすさ:★★★
先生対応(質問など):★☆☆
課題むずい!多い!時間内に解けない!配られた解答例の密度が濃すぎプラン完璧すぎてKO!
ウミノスナ毎週この繰り返し。完成度難易度共に天井知らず!
授業料も天井しry
課題慣れしないから読み落とし対策と本番対策になるのは総合の課題が一番だと感じました。
出題率低いネタも1度は絶対やるから文句言えない...☆
●日建学院
エスキスの自由度(難易度):★★☆
課題の難易度:★★☆
課題の数:★★☆
生徒数:★☆☆
解答例図面の密度:★★☆
教科書や資料の分かりやすさ:★★☆
先生対応(質問など):★★★
設備計画や構造計画が総合資格に比べて経済的な案が多いです。
あと講義はビデオだから効率的だし授業料安いし日建の合言葉はタイム・イズ・マネーなんじゃないかって思ったわ。
先生は個人指導をするためにいる感じだったから、密度高かったなーと思いました。
課題の難易度は全国の4割は解けるようなものを出してる気がした。
あるレベルまで確実に解けるようになる感じ。
資格学校を選ぶ①ダブルスクール人間と合格率
メリークリスマス!
落ちても受かってもトラウマ必須なシーズンですが、12月に合格発表される資格は他にもあって、同じ士業では税理士があります。みんな頑張ってる。
ところで、去年の私や独学で学科に受かった人が悩むのが、学校どこにしようです。
総合資格か...日建学院か...両方か...
...は?両方?
資格学校に通う受講生には大きく分けて2種類いた
オレンジマークの日は1課題をエスキス~記述~作図までやります。
衝撃でしたよ私ぁ...例えば彼らは平日会社が呼んでいる日建の授業を受け、週末は総合資格の授業を受けてたりします。
ここで残念なお知らせですが、ダブルスクール人間、おそらく合格者である全体の上位4割の内、多くを占めてる存在だと思うんです。大手万歳。福利厚生万歳。
そこで、まず私は試験までにこなすべき課題数や作図数を彼らと同等を目安にしました。
なんの戒めでしょうか。週一でお腹いっぱいたというのに。逆にお金払ってほしいわ。
愚痴で終わりそうだったのですが、何が言いたかったかというと、大手2社のどちらか通えば間違いなくて、後は自分次第(=課題を自主的に沢山こなす)だった、ということでした。
学校(教室)選びで聞いたこと
勉強ボリュームの目安ができたので、学校を選びます。
すんません、ウミノスナは絶対に絶対に合格したかったので、合格者占有率大手2強に通う以外の選択肢ありませんでした。
私が通う前、通った後で教室選びで大事だと思った2点が
①校舎単位の合格率
②平日の開校時間と自習室の利用状況
でした。
①自分が通う教室の合格率
ウミノスナは自分が通うであろう教室の合格率が60%程度達成していること、合格率がいいベテランの先生が続投されることを確認してから契約しました。
…半分以上なら流石に食い込めるのでは...と、モチベーションも上がりました。
都心近郊在住の人は、合格率の高い校舎や有名教師がいる校舎をチェックしてわざわざ通ったりしますよね。総合資格は新宿校、TACは渋谷校てきな。
占有率は受講生徒数が多い程上がりやすい数値なので、自分が通う教室の合格率を必ず確認!
極端な例...
B校は、たまたま集まった能力がばらならな10人が全員合格できる=教え方が上手い先生がいる可能性ありますよね。
②平日の開校時間と自習室の利用状況
受験生は自習室を1日のおわりに1本でも多く線を引ける状況をつくるのが吉。ラッキーアイテムは学校におきっぱにした製図版。先生やできそうな仲間には声をかけてみて。自分の合格率が上がっていくような成長を実感できる幸せな日々を送れるでしょう…
…こんな運勢占いされたら世も末ですが、
とにかく自習室を開放してくれる教室
がおすすめです。
私は記述練習やエスキスだけでも自習室を利用してましたが、自宅やカフェの1時間より捗りました。
あと、平日自習室に先生がいるか、もしくは平日クラスの先生に質問できるかチューターに確認してみましょ。平日、学校行って先生に質問しにいこう。週末の授業は忙しすぎて満足に質問できないし、先生も余裕がなくて満足にアドバイスできないしね。
続きます。
平成29年度一級建築士製図試験合格したので自習方法をアップしていくよ
こちらは一級建築士製図試験に関する、主に日々の自習方法(という名目の体験談)を紹介するブログでございます。
といっても、課題発表から試験本番まで2ヶ月ちょいしかなくて、そんな色々できなかった!
記事も少ないよ!
少ない手数で勝ち抜こう!
ここへ辿り着くということはネットサーフィンで相当情報収集をされていると存じます。
で、この手の記事は一発合格した(私からしたら)超優秀な方々が執筆されているパターンが多いですね?最年少とか最短とか。
安心してください(?)
ここの主は違います(どや)
ご紹介遅れました、私は製図試験は2年目で合格したウミノスナと申します。one of the H29年度合格者です。
普段は低層建物しか関わっておらず、試験に出題されるような規模や構造やったことないです。資格学校で成績上位だったとか、特筆すべき成績も皆無。
何故この記事を書こうと思ったかといえば、もったいないから…というだけです笑
そもそも時間ないから高い授業料払って学校通っているというのに、誰もスキマ時間での製図の具体的な練習方法を教えてくれませんでした。
”勉強方法”の相性は”人による”部分が大きいので苦情を避けるためなのか、
できる人にはできない人が理解できないだけなのか(泣)、
ざっくばらんに話してくれればいいのに!とすごく思っておりました。
ですので、ここでは私のいちやり方をざっくばらんに紹介します。
長く実施されているにも関わらず、具体的な勉強方法が確立されていない試験ですので、ここで1つでもご自分に合う、使えそうなネタを見つけてもらえれば幸いです。
製図を自習するポイントは学科と同じです。
・インプット(授業、記述の知識)
・アウトプット(エスキス、作図、先生への質問)
を繰り返して、”できない、わからない”を毎週必ずクリアにすること!
当たり前だけど、これ大切です。
では!